6/22にバンクーバーで開催された Frog カンファレンスでカメラマンをやってました
先日のFrog Conferenceには総勢120名のアメリカ、カナダで活躍するエンジニアの皆様にお越し頂きました!https://t.co/D0P9PLwN70
— Frog / エンジニア&デザイナーの海外就職 (@frogagent) June 28, 2024
また今回の開催は多くのボランティアの皆様によっても支えられています!撮影や運営を手伝って頂いた方も改めてありがとうございました! pic.twitter.com/bIysth5VQ9
(僕の撮った写真が使われてて嬉しい)
なぜカメラマンをやったのか
その1: 数時間人の話を聞くのが苦手なので
登壇者の方には失礼かもしれないのですが、そもそも数時間のミートアップでも、数人続けて話を聞いていると他のことを考えてしまう性格です。
それもあって1日中話を聞くようなイベントはそもそも少し苦手でした。
でもせっかく行くなら楽しみたい!(お金払っているし!
そこで思いついたのが、カメラマンのボランティアでした。
自分は一年くらい前に一眼カメラを買ったのですが、あまり使えておらず宝の持ち腐れ状態でした。
せっかくならば自前のカメラを使って写真を撮りまくり、半分スタッフのように動いた方がカンファレンスを楽しめるよな〜と思ったんですね。
ただ撮影技術に自信がなかたので数週間前から迷いまくり、結局前日の夕方に連絡をして、カメラマンをする許可をもらいましたw
その2: 「コミュニティへの貢献」をしたくなってきた
自分はバンクーバーに来て半年ほどなのですが、日が経つごとにコミュニティの役割の大きさを実感しています。
Frogに限らず10回くらいミートアップに参加していると、どのミートアップでも「コミュニティを頼る」ことの有効性が語られていて、バンクーバーのテック界隈ではコミュニティが当たり前の存在になっている気がしていました。
日本で「コミュニティ」と言うと
- うさんくさい人たちが集まって情弱ビジネスをやっている
- 物好きな人が集まってワイワイサークルのように楽しく活動している
というイメージがありましたが、バンクーバーではだいぶ事情が違うようです。
コミュニティがあるからこそのテック界隈の盛り上がり。
コミュニティに頼るのと協力するのがより当たり前な雰囲気。
というか、それを当たり前としている人の方が成功している気がする?
日本のエンジニア界隈とは環境が違うな〜と感じています。
しかしそういったコミュニティはOSSのようなもので、メインで回すひとがいつつも多くの人の貢献で成り立っています。
自分もバンクーバーに来て半年。
色々イベントに出てきたので、そろそろコミュニティへの何かしらの還元をしたいな〜と感じ始めた頃合いでした。
就職するまでは難しいかな〜とは言いつつ、何かしないともらってばかりで居心地が悪い的な。
ということで、自分にできる貢献としてカメラマンを思いついたのでした。
(あとは撮影スキル上達のためにチャレンジしたかった、という理由もありますw)
実際にやってみて
楽しかった!
登壇内容はながら聞きのようになりましたが、普段色々なポッドキャストをながら聞きしているのでちょうど良い集中具合を保てました。
ただ、そもそも写真を撮り慣れているわけじゃないので
「こんな素人が片隅でチョロチョロしてカメラ構えまくってるの、恥ずいぜ・・・」
という感じで、最初はとにかく恥ずかしかったですw
しかし2時間経つ頃にはだいぶ慣れて、撮影自体に集中できました。
音声の編集もそうだけど、数時間こなすと雑念が消えて、中身を良くすることに集中できるかもしれない・・・。
カメラのテクニック自体も、いい写真を撮ろうと奮闘する中でちょっと身についたものがあるような気もしました。
- 登壇者の方々の表情や姿勢は変わり続けるので、ベストショットを狙うためには同じ画角で何枚も撮る必要がある
- 同じステージに立っていてもスポットライトの加減で光の当たり具合が変わるので、細かな調整が都度必要
- こだわりたいならオート設定はダメで、やはりマニュアルを使う必要がある
などなど、カメラ初心者として貴重な学びが得られました。
やっぱりスキルの上達には写真撮りまくるのが一番だな!と実感したので、もう少し日頃のカメラを使うハードルを下げようと思います。
Frog以外のイベントでも機会があったらカメラマンのボランティアできたらいいな!
日本人っぽく?何事にも「恥」を感じやすい性格なのですが、カナダではそういう性格を意図的に変更して、様々な行動のハードルを下げていきたいと思っていました。
渡航して半年、登壇するなりカメラマンをするなり、ミートアップで人と話すなり、だんだん理想のマインドセットが身についてきたかもしれないです。